今回は、どんな環境で書いているのか、についてお話しようと思います。
私は山口県の片田舎に住んでいるのですが、
実家も山口県で家からほど近い場所にあるので、普段は実家で書いています。

というのも、実は、実家の一室を利用して書道教室をひらいており、
書道家の母親と一緒に子ども達に書道を教えています。
書道教室をおこなっていない時は、誰もつかわない静かな空間なので、
そこで一人こもって書いているんです。
（昨年4月に息子を出産しました。彼がいると目が離せないので、書に集中するときは、じじばばが息子を見てくれているので大変助かっています…）

書道部屋に一歩踏みいれる。

ふ～っと深呼吸。

育児から離れて、書家になる瞬間です。

今までイメージしてきたものを書にどうやって落とし込もう…
ワクワク、ソワソワした気持ちになりながらも、
墨を硯ですりながら、心を落ち着かせていきます。
するというゆったりとした行為と墨の香りが、より一層、書に集中させてくれるんです。

背後は山、目の前は田んぼと、自然に囲まれた部屋なので、
時々鳥のさえずりや、虫の鳴き声も聞こえてきます。
が、実際は、イヤホンでお気に入りの音楽を聴きながら書くことが多いです笑

とダラダラととりとめもなく書いてきましたが、
なんとなく書いているイメージを持っていただけたでしょうか？笑

このように、ご依頼いただいた命名書を一点一点、丁寧に心をこめて書かせていただいております。
命名書がご家族と一緒に今後の人生に寄り添えるものになれば、
この上ない幸せです。

ぜひご自身がご出産された時、大切なご友人のご出産のお祝い時、
“つづる”でオーダーメイドの命名書をご検討いただけると嬉しいです。

▼こちらからご注文いただけます
https://tsu-zu-ru.stores.jp/